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人と馬の共存、自給自足の生活

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釜石ゴールの翌日、馬耕作業を体験してきた。
指導してくれたのは、遠野馬搬振興会の岩間さんで、イギリスの馬搬技術コンクールに優勝した程の腕の持ち主。
馬は岩間さんが引くが、馬に繋がった専用の鍬を操作して、畑を耕す。
比較的簡単に、機械と変わらない速さで畑を耕せることに驚いた!
馬搬とは、山で切った大木を馬と運ぶ技術で、岩間さんはその担い手として、その普及のために懸命に生きている。
自然と共に過ごす最善の策として、人と馬が一つになって生きることだと信じて、突き進む彼は輝いていた!

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さて、この畑は完全自給自足の生活を目指したeco生活を営んでいる山田さんの畑。
山田さんは天ぷら油などの油粕で動く自動車を作って、世界一周をした方で、環境の道では有名な方で、この地でか完全coな生活を目指す。

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この二人の自然と向き合う生き方には感銘を受けた。
経済合理性だけを見るのではなく、自然と共に過ごす術を磨き、子や孫やその先の世代まで繋げようという強い意思を感じられた。
この二人に引き合わせてくれた永嶋さん、ありがとう!

最後に花巻の夕焼けをお届け♪

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東北レポート⑪ 釜石

今回の旅の終着駅 釜石についてレポートします。

最盛期は9万人の人口をかかえる近代製鉄業の町だったが、釜石製鉄所の閉炉と東日本大震災の影響で現在は3万7000人にまで落ち込んでいる。

この町に到着したときの始めて飛び込んできた光景は、静かに町を見守る海。
美しい…。
本当にこの海が町を襲ったのか?

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一方で、旅の中で出会った人々は既に前を向いており、震災について過去の「経験者」として様々な貴重なお話を聞かせていただいた。

震災直後、次々と発見されるお身内や近所の方のご遺体。将来に不安覚え町を離れる幼馴染…。
そんな中真っ暗な町にホテルの電気が灯された日の喜び。
人々はこれからも海と共存する道を選んだと聞いた。

これからこの町に必要なものは何だろう?
私には町を再生させるスキルも経験もない。

このブログを通じて、少しでも多くの人が観光地として釜石に足を運んでいただければ幸いです。

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【飲】釜石 呑兵衛横丁ってご存知ですか?

呑兵衛横丁ってご存知でしょうか?
東日本大震災で被災した釜石の飲食店が、釜石駅近くの仮設の建物で始めた飲食店街です。
現在は50店舗近くにもなるそうです(驚)

実は前回釜石を訪れた際にお邪魔した「お恵さん」に来たのですが、あいにく日曜ということでお休み…( ノД`)シク

そこでおそるおそる「向島」さんの暖簾をくぐりました。
店内には、デザイナーみたいな短髪おしゃれなお母さんが一人。

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「いらっしゃーい」の後から、いろんな話を聞かせていただきました。
ご自身の闘病したいたときの話から、被災したときの話、これからの話。

またお話聞かせて下さいね!
追伸:話のスキをみて注文したぽんぽん焼が最後まで出なかったので、次回の楽しみにとっておきます♫

いただいた日本酒
・浜千鳥 (岩手 釜石)

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【食】釜石 最後の夜はやっぱり…

こんにちは。
マサキです。

昨夜、釜石でのレポートをまとめました。

一軒目は、居酒屋『誰そ彼』。
銀幕俳優のような顔立ちの大将が40年以上続けられているお店。
今回の津波で被災されましたが、持ち前の負けん気ですぐにお店を再開させた方です。
お料理はお刺身とアブラボウズの煮付け!
実は私4月に訪れたことがあるのですが、このアブラボウズの煮付けがまた食べたくて再訪してしまいました( ・∀・ )ゞ

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釜石で一緒にお食事に参加いただいたカナさん(4月にボランティアをした際にリーダーをされておりました。)と大将から、貴重なお話をたくさんいただきました!
※大将からメニューにない中トロ、マンボウ焼、塩辛などたくさんオマケしていただきましたm(._.)m

大将、また10月に行きます!

いただいた日本酒
・浜千鳥(岩手 釜石)
・生ですから(岩手 釜石)

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【食】盛『黒船』超絶あっさり秋刀魚だしラーメン

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秋刀魚だしのラーメンなんて、食べたことあります?
初体験にワクワクしながら、シュンは「特製秋刀魚だし塩ラーメン並盛」を、マサキは「秋刀魚だし塩つけ麺中盛」を注文。
一口スープをすすった瞬間に、えもいわれぬ優しい味わいが口の中を通り抜け、そのまま勢い止まらず、完食。
盛(さかり)にお越しの際は是非お立ち寄りください。

〈続報〉
『第六回 東京ラーメンショー2014』に出店されるそうです。
10月24~29日に駒沢公園で開催されますので、是非行ってみてください。

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GOAL!! 釜石

ウォーク&ドライブで、今回の目的地釜石に到着しました\( ˆoˆ)/\(ˆoˆ )/

これも皆様のお陰です。
応援してくださった皆様、ブログをご覧いただきました皆様、
本当にありがとうございましたm(._.)m

たまっております、食レポ・日本酒購入情報は順次アップさせていただきますので、引き続き『こい旅』をよろしくお願い申し上げます!

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東北レポート⑩ 大船渡・三陸海岸

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リアス式の湾の低地部分は例外なくな波にさらわれている。
大船渡には流されず残ったモニュメントがあり、復興祈念碑と共にその場に佇んでいる。
その地を現地の企業が懸命に瓦礫撤去や港の復旧を行い、今は活気を取り戻していた。

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大船渡を後にして、三陸までのリアス式海岸沿いをラン&ウォーク!
途中途中に小さな湾があり、キレイな景色が疲れを癒してくれる。
登りきった果てにはぶち抜きのリアス式湾に喜び、そこからは激走!
最後の元気を振り絞ってる感じ(笑)

目標の恋し浜にも到着し、ラブ度アップしたかなぁ~

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東北レポート⑨ 三陸国際芸術祭

コニチハ!
フクシマデース!
今回ハ私レポートシマース♫

…さておき、三陸国際芸術祭会場は碁石オートキャンプ場。
屋台村が軒を連ね、遠くから太鼓がドカドカ聞こえてくる。
奥の広場に進むと国内外のグループによる伝統芸能・演舞が続々と展開される。地域の村祭りの神事等、見る機会が少ないので貴重だ。沢山ある中で、以下のふたつは特に印象深かった。
バリ舞踊 ガムラン…複雑なメロディ、不思議で独特なリズム、精霊と悪魔の対峙を体現した、舞に引込まれた。マネしてみたけど、指を震わせながら首を動かして、ガニ股でステップするのはなかなか出来ない。複数の管楽器によるクラブミュージックのような音、踊りに陶酔した。
獅子踊りの大群舞…金津流獅子踊りの大軍、総勢72人!
背中には卒塔婆のような2本の羽飾り。暗闇の松林から赤黒の衣装・獅子の被り物に身を固め、列を成して行進するのは、まるでクロサワ映画の時代劇さながら。
太鼓を抱え、叩きつつ、羽飾りを振り乱しながら踊る様はダイナミックの極致。

トリでは、被災者の鎮魂碑を前に
演者勢揃いで競演。感動した。
来てよかった、東北。
また来よう、岩手m(._.)m

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東北レポート⑧ 陸前高田

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とにかく、何もなくなっている。
大がかりな土木工事が進んでる。
ふんばって、生き残った『奇跡の一本松』も海水にやられ、枯死してしまったが、今は復興のシンボルとして、復元されている。
まだ、一本松は寂しそうにこの地に佇んでいるが、いつか沢山の松が並ぶ松原に戻って、穏やかにこの地を見守る時が来ることを願って。
また、必ず、ここに訪れよう。

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