今回の旅の終着駅 釜石についてレポートします。
最盛期は9万人の人口をかかえる近代製鉄業の町だったが、釜石製鉄所の閉炉と東日本大震災の影響で現在は3万7000人にまで落ち込んでいる。
この町に到着したときの始めて飛び込んできた光景は、静かに町を見守る海。
美しい…。
本当にこの海が町を襲ったのか?
一方で、旅の中で出会った人々は既に前を向いており、震災について過去の「経験者」として様々な貴重なお話を聞かせていただいた。
震災直後、次々と発見されるお身内や近所の方のご遺体。将来に不安覚え町を離れる幼馴染…。
そんな中真っ暗な町にホテルの電気が灯された日の喜び。
人々はこれからも海と共存する道を選んだと聞いた。
これからこの町に必要なものは何だろう?
私には町を再生させるスキルも経験もない。
このブログを通じて、少しでも多くの人が観光地として釜石に足を運んでいただければ幸いです。