今回の旅の終着駅 釜石についてレポートします。
最盛期は9万人の人口をかかえる近代製鉄業の町だったが、釜石製鉄所の閉炉と東日本大震災の影響で現在は3万7000人にまで落ち込んでいる。
この町に到着したときの始めて飛び込んできた光景は、静かに町を見守る海。
美しい…。
本当にこの海が町を襲ったのか?
一方で、旅の中で出会った人々は既に前を向いており、震災について過去の「経験者」として様々な貴重なお話を聞かせていただいた。
震災直後、次々と発見されるお身内や近所の方のご遺体。将来に不安覚え町を離れる幼馴染…。
そんな中真っ暗な町にホテルの電気が灯された日の喜び。
人々はこれからも海と共存する道を選んだと聞いた。
これからこの町に必要なものは何だろう?
私には町を再生させるスキルも経験もない。
このブログを通じて、少しでも多くの人が観光地として釜石に足を運んでいただければ幸いです。
呑兵衛横丁ってご存知でしょうか?
東日本大震災で被災した釜石の飲食店が、釜石駅近くの仮設の建物で始めた飲食店街です。
現在は50店舗近くにもなるそうです(驚)
実は前回釜石を訪れた際にお邪魔した「お恵さん」に来たのですが、あいにく日曜ということでお休み…( ノД`)シク
そこでおそるおそる「向島」さんの暖簾をくぐりました。
店内には、デザイナーみたいな短髪おしゃれなお母さんが一人。
「いらっしゃーい」の後から、いろんな話を聞かせていただきました。
ご自身の闘病したいたときの話から、被災したときの話、これからの話。
またお話聞かせて下さいね!
追伸:話のスキをみて注文したぽんぽん焼が最後まで出なかったので、次回の楽しみにとっておきます♫
いただいた日本酒
・浜千鳥 (岩手 釜石)
こんにちは。
マサキです。
昨夜、釜石でのレポートをまとめました。
一軒目は、居酒屋『誰そ彼』。
銀幕俳優のような顔立ちの大将が40年以上続けられているお店。
今回の津波で被災されましたが、持ち前の負けん気ですぐにお店を再開させた方です。
お料理はお刺身とアブラボウズの煮付け!
実は私4月に訪れたことがあるのですが、このアブラボウズの煮付けがまた食べたくて再訪してしまいました( ・∀・ )ゞ
釜石で一緒にお食事に参加いただいたカナさん(4月にボランティアをした際にリーダーをされておりました。)と大将から、貴重なお話をたくさんいただきました!
※大将からメニューにない中トロ、マンボウ焼、塩辛などたくさんオマケしていただきましたm(._.)m
大将、また10月に行きます!
いただいた日本酒
・浜千鳥(岩手 釜石)
・生ですから(岩手 釜石)
ウォーク&ドライブで、今回の目的地釜石に到着しました\( ˆoˆ)/\(ˆoˆ )/
これも皆様のお陰です。
応援してくださった皆様、ブログをご覧いただきました皆様、
本当にありがとうございましたm(._.)m
たまっております、食レポ・日本酒購入情報は順次アップさせていただきますので、引き続き『こい旅』をよろしくお願い申し上げます!
なめてました…リアス式海岸(泣)
これまでの平野から一転、クネクネカーブ&アップダウン…
まだまだゴールは遠いですが、三陸海岸の美しい景色とシュンさんの背中をどうぞ!
コニチハ!
フクシマデース!
今回ハ私レポートシマース♫
…さておき、三陸国際芸術祭会場は碁石オートキャンプ場。
屋台村が軒を連ね、遠くから太鼓がドカドカ聞こえてくる。
奥の広場に進むと国内外のグループによる伝統芸能・演舞が続々と展開される。地域の村祭りの神事等、見る機会が少ないので貴重だ。沢山ある中で、以下のふたつは特に印象深かった。
バリ舞踊 ガムラン…複雑なメロディ、不思議で独特なリズム、精霊と悪魔の対峙を体現した、舞に引込まれた。マネしてみたけど、指を震わせながら首を動かして、ガニ股でステップするのはなかなか出来ない。複数の管楽器によるクラブミュージックのような音、踊りに陶酔した。
獅子踊りの大群舞…金津流獅子踊りの大軍、総勢72人!
背中には卒塔婆のような2本の羽飾り。暗闇の松林から赤黒の衣装・獅子の被り物に身を固め、列を成して行進するのは、まるでクロサワ映画の時代劇さながら。
太鼓を抱え、叩きつつ、羽飾りを振り乱しながら踊る様はダイナミックの極致。
トリでは、被災者の鎮魂碑を前に
演者勢揃いで競演。感動した。
来てよかった、東北。
また来よう、岩手m(._.)m
気仙沼名物、フカヒレを思う存分食べさせていただきました。
大政寿司のフカヒレ丼&フカヒレ握りっ!!
皆さんも是非気仙沼にお越しの際は行ってみて下さい。
絶対3枚目の写真のような光景になります(笑)
聞けば大将も被災に遭われた方で、お店も最近再建したとのこと。
いつまでも皆を元気にするお寿司を握って下さいね(๑•̀ㅂ•́)و✧
フカヒレの町気仙沼。
漁業とリアス式海岸の美しい景観から観光地としても栄えた町。
震災後の爪跡はいたるところに残っていた。
しかしながらランチをいただいた寿司屋の大将しかり着実に地元の方々の意識は、震災前の状態に向いている。
屋台村の方々の逞しさを見習いたいと思う。
今朝の朝食は、ブログオーナーからご紹介いただいた『日和キッチン』で♫
店長さんは、東京でデザインのお仕事をされている方とのこと、店内はかなりおしゃれな雰囲気でした。
いただいたのは「金華卵ごはん」。
納豆、豚汁他小鉢もついて550エン(;꒪ö꒪)
お店が6時半から開店している理由が、夜行バスで復興支援に来る方々のためって理由に、店長の思いを感じました。
こんにちは、昨日から参戦している『ささ』です。
午前中は日和山の登山→復興具合がわかる風景を見て→石巻駅近辺で通常の生活をとりもどそうとされている方々から貴重な話を聞きました。
復興が進んでいる内陸とまだまだこれからも継続して復興が必要な海岸側のギャップを再認識。
またそこで強い意志で生きている方たちにパワーをもらいました。
自分達にできることが何なのか、見付けたいと強く思わせる街でした。
東北の元気を、笑顔を、食を、景色を、素敵にお届け! 未熟者の男二人がいわき発、釜石のゴールを目指して、340kmを縦断しながら、みんなの笑顔をつなげる4日間!